パソコン教室の求人に応募をしたいけど、パソコンスキルスキルがないんです。
でも、接客が好きなら問題ないって書いてあるんですけど大丈夫ですか?
ちなみにパソコン教室のインストラクターって具体的に何をするの?
今日はこんな疑問に現役インストラクター兼教室長の私がお答えしていきます。
私が働くパソコン教室には、ありがたい事に結構な数の求人応募があります。
その中でも特に質問にあがるのが具体的な仕事内容とパソコンスキルの有無についてです。
実際に求人には「パソコンスキルがなくても接客が好きならOK!」と書いてある事がほとんどだと思います。
結論からお答えしたいと思います。
接客が好きならパソコンスキルがなくても大丈夫です。
なぜなら、パソコンスキルを身に付けるのは働き出してからでも問題ないからです!
そこで今回は、パソコン教室の求人に記載されている業務内容を3つのポイントに分けて解説をしていきます!
これからパソコン教室のインストラクターを目指している方は是非参考にして下さい。
目次
パソコン教室の3つの求人内容
①接客 |
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②授業 |
③教室運営 |
①接客
人に教える重要性
パソコン教室のインストラクターは、パソコンが好きという理由だけで成り立つ物ではありません。
パソコンが好きという前にまず、人に教える事が好きという気持ちを持つ事が重要です。
丁寧且つ、分かりやすく、親切に。
生徒様の目線に立って対応をしましょう。
生徒様は、質問したくてもどう質問していいのか分からない場合もあるんです。
そんな時に、ゆっくりとした口調で問いかけてあげる事によって、生徒様も安心して自分が分からない事を一生懸命伝えようとしてくれますよ。
何気ない日常会話
パソコン教室のインストラクターは日常会話にも力をいれていかなければなりません。
教室に来るまでの天気だったり、最近起こった出来事や思った事、なんでもOKです。
日頃会話の中から親近感や、また来よう!と思っていただける様な環境づくりを定着させていく事はとても大切ですよね。
それは結果として、お客様の退会防止に直結する大切な会話となるんですよ。
何気ない日常会話の中で、何か1つでも生徒様が笑顔になるような会話を意識してみましょう!
②授業
毎日が学びの連続
冒頭でもお話ししましたがパソコンスキルがなくても、大丈夫です。
大丈夫ですが、毎日1つずつでも勉強していきましょう。
なぜなら、生徒様は「インストラクターはパソコンのプロだから、何を質問してもきっと答えてくれるはずだ」と考えているからです。
そんな生徒様の質問に対して、インストラクターがすぐに答えられないと、悲しい事ですが一気に不信感が湧き上がってしまうものなんです。
そうすると、生徒様もインストラクターも両方苦しい思いをする事になってしまいます。
パソコンスキルはないけど応募したい!とお考えの方は、きちんと勉強して生徒様の為になるインストラクターになるんだ!という気持ちは強く持っておきましょう!
知識のアップデート
パソコンやOfficeソフトは、一定期間を過ぎるとアップデートされてしまいます。
すなわち、インストラクターはその度に自分の知識もアップデートする必要があるんです。
なぜなら、生徒様よりも先に触れ、使い方を知る必要があるからです。
どんな質問にも答えられる事こそがインストラクターの役目と言えますよね?
実際に私も、自分の知識が古い物になっていないように、新しい物にはすぐに触れ、生徒様が不安になりそうな箇所がないかをチェックをしています!
「一度覚えればあとは大丈夫」という安心はないので、日々インストラクターの成長に繋がりますね!
③教室運営
カウンセリング
このカウンセリングは教室運営において何よりも重要となります。
カウンセリングとは?
生徒様のモチベーションを確認したり、不安なことや授業中の疑問点を解消すること。
生徒様はご入会後も、様々な不安をお持ちになられています。
出来る様になるために1つずつ順を追って勉強をしていたとしても、頭の中では常に「いつになったら出来る様になるんだろう」という不安がついてまわるものです。
生徒様自身が1人で出来る様になるためにはどうしたらいいのかを、教室インストラクターとして一緒に考えていきましょう。
カウンセリング=不安解消
この法則を必ず覚えておくといいですよ!
予約時間のチェック
生徒様のご予約は、スタッフが一括で管理します。
例えば、「毎週月曜日の12時から2時間」というように、曜日と時間を固定で決めている生徒様はとてもご予約を取りやすいです。
しかし、日頃仕事でお忙しい方は、なかなか予約を貰えません…。
なぜなら、教室に通うための時間をなかなか作る事ができないからです。
実際に私も、「予約入れられる曜日が分かったら言ってくださいね〜」という言葉を、毎週のように言っている気がします…。
早めに席を確保しないと、キャンセル待ちの状態になってしまうこともあるため、生徒様の予約時間のチェックは必ず行う必要があります。
また、受け入れられる人数以上のご予約を貰ってしまう事がないよう、注意をしましょう!
ちなみに私は、定員10名に対して11人目の予約を取ったことがあり、当日生徒様を帰すというミスをやったことがあります!気をつけましょうね!笑
カリキュラムの進捗管理
生徒様がお帰りになる前に、今日はどこまで勉強が進んだのかを一緒に確認しましょう!
例として挙げると、こんな感じです。
「〇〇さん今日はExcelの基本まで終わりましたね!次回は応用編です!頑張りましょうね!」
このように、今日の進捗と次回の予告を促してあげます。
すると生徒様は「自分はちゃんと勉強が進んでいるんだな」という確認もできますし、モチベーションの維持にも繋がる事が出来ます。
生徒様のレッスンペースをこちらで管理して、生徒様との連帯感を持つ事が重要ですよ!
ブログやHP更新
パソコン教室は常に新規の生徒様を募集しています。
そのためにはまず、集客を意識していかなければなりません。
教室がどんな雰囲気で、どんな講座をやっているのかを、これからパソコン教室に通おうか迷っている人に向けて発信をしていきましょう。
ですが、「ブログ更新だけで集客なんか出来るわけないですよ〜」と言う新人スタッフさんは結構います。
しかし、実際にそれで入会を決めた方もいるんですよ!
私が以前に無料体験を担当した生徒様は、こんな事を言っていました。
「インストラクターさんが楽しそうに笑っている画像がブログに載ってたので、ここなら一緒に頑張れるかな〜と思って入会を決めました!」
これを言われた私は、こういった事の積み重ねだな!と気持ちを新たにブログやHP更新に気合が入った事があります。笑
教室の外に向けて魅力をどんどん発信していけば、迷っている人を1人でも多く助ける事ができるかもしれません。
1つ1つの記事に思いをぶつけ、じゃんじゃん情報を投げていきましょう!
売上管理
教室の「数字」というものは、教室長やインストラクターが一丸となって追っていかなければなりません。
数字とは『入会数・授業料・物販料・稼働人数』など。
月々の決められた予算を達成するために、あの手この手で生徒様にアプローチをしていきます。
しかし、あくまでも「生徒様のためになる事」を最優先として考えていかなければなりません。
「自分でパソコンを持っていないけど、パソコンが使える様になりたい。」
という目的を持ってご入会された生徒様がいる場合は、「パソコンを持っていた方がご自宅で予習復習も出来ますし、ご卒業後もどんなパソコンを買おうかと迷われなくて済みますよ。」
という具合にパソコンを販売すれば、物販料の売り上げに成功しますよね。
この様に、生徒様にあったニーズをインストラクター全員で探して、全体で教室の数字を上げていく事が重要となります!
月初・月中・月末という単位で、教室の数字がどのレベルまで達成しているのかをみんなで確認しましょう!
まとめ
今回は、現役教室長兼インストラクターの私が、求人に記載されている業務内容について詳しく解説をしていきました。
結論として、スキルがなくても人が好きであれば、インストラクターになれる!!
日々勉強を欠かさず行えば、あとは生徒様の背中を押していく事がとても大切です。
少しでもパソコンインストラクターに興味があれば、ぜひ応募して一緒にインストラクターとしてがんばっていきましょうね!